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作っている人のこと

福岡県・シャボン玉石けん株式会社の歴史や特徴、種類をご紹介

2025/03/31

  

体にやさしい石けんとして知られる福岡の「シャボン玉石けん」。こちらの石けんの製造・販売を手がけるのが、福岡に本社を構えるメーカー、シャボン玉石けん株式会社です。

無添加石けんのパイオニアとして、合成界面活性剤や香料、着色料を一切使用しない石けんづくりを続け、多くの人々に支持されています。

「らる畑」でも取り扱っている人気の商品ですが、今回は改めて、シャボン玉石けんの歴史や特徴、そして展開している石けんの種類について詳しくご紹介します。

洗剤、石鹸など様々な商品を製造するシャボン玉石けんとは?

「シャボン玉石けん」とは、福岡県北九州市に本社を置く、石けんの製造・販売をするシャボン玉石けん株式会社の主力商品です。

シャボン玉石けん株式会社は、化学物質や合成添加物を一切含まない石けんづくりにこだわっており、「人と環境にやさしい」商品づくりを行っています。

今でこそ石けんメーカーとして有名ですが、1910年の創業当時の主力商品は、合成洗剤だったそうです。

無添加石けんの注文が舞い込んだことをきっかけに試作品の製造に取り組み、1974年には正式に合成洗剤から無添加石けんの製造、発売に切り替えることになりました。

その時の詳しいエピソードがこちらになります。

無添加への想いとエピソード

1961 年、シャボン玉石けん先代社長 森田光德は、合成洗剤の製造・販売によって売上を伸ばしていました。しかし、毎年繰り返し現れる赤い湿疹に悩まされていたといいます。

1971年、国鉄からの依頼で無添加石けんの注文を受け、試作品を1週間ほど洗濯や体洗いに使ってみたところ、10年以上悩まされていた湿疹が驚くほど改善しました。再び合成洗剤で洗った衣類を着ると、また湿疹が出てしまったのです。

合成洗剤が湿疹の原因であることに気づいた1961 年、シャボン玉石けん先代社長 森田光德は、その理由を探るために合成洗剤に関する書籍を読み漁りました。

その結果、合成洗剤が人体だけでなく環境にも悪影響を及ぼしていることを知り、「体に悪い商品を売るわけにはいかない」と1974年に無添加洗濯石鹸を販売開始。

しかし、当時は安心・安全な商品への関心が低く、売上は激減。月商8,000万円から78万円へと急落し、従業員も100人からわずか5人にまで減少しました。

無添加石鹸は世間に見向きもされず、赤字経営が17年間も続くという苦しい状況が続きます。

それでも「安心・安全なものを求めるお客様のために」とあきらめず、普及活動を継続しました。 

その努力が少しずつ実を結び始めたのが、小説『複合汚染』の合成界面活性剤のテーマが社会に衝撃を与え、注文が殺到。それまで関心を示さなかったスーパーからも取り扱いの声がかかるようになりました。

さらに、この時代、公害への意識の高まりから全国で合成洗剤追放運動が起こりました。が、ブームともいえるこの動きは、合成洗剤メーカーに(添加剤入りの)粉石けん製造販売を促し、滋賀県が発令した「リンを含む家庭用合成洗剤」だけを使用禁止とする「琵琶湖条例」によって、無リンであれば合成界面活性剤も粉石けんも安全というイメージが広く認知されることになってしまいました。

大きな転機となったのは、1991年に先代の社長が出版した『自然流「せっけん」読本』この本が口コミで広がり、本物の無添加石鹸の認知度が一気に高まりました。

その後も、メディアや書籍などにより「無添加」への関心が世の中に浸透し、販売開始から18年目にしてようやく黒字化を達成。

地道な普及活動、その粘り強い信念が、現在のシャボン玉石けんの礎となっているのです。

「シャボン玉石けん」は他の石鹸と比べて何が違うの?

そもそも石けんと合成洗剤は、原料・製法・成分 などがまったく異なります。それぞれの違いそして、シャボン玉石けんの特徴も一緒に詳しくご紹介します。

歴史の違い

石けん石けんの起源は約1万年前。獣肉の脂と木の灰が反応した土が、汚れを落とす発見から始まったとされている。
合成洗剤合成洗剤が使用されるようになり約60年。第一次世界大戦中、ドイツは石けんの原料である油脂が不足し、石油を原料とした合成洗剤を開発。その後、1937年に日本でウール用中性洗剤として初めて市販され、戦後、洗濯機の普及、海外の影響で急速に主流となった。

天然素材だけを使った昔ながらの石けんは、人や環境へのやさしさを証明しています。だから、シャボン玉石けんは「無添加石けん」にこだわり製造しています。

原料の違い

石けん天然油脂・脂肪酸(牛脂・パーム油・米ぬか油など)
合成洗剤石油や天然油脂など

天然油脂を原料とした合成洗剤も存在しますが、複雑な化学合成を繰り返した合成界面活性剤を成分としていることがあります。

シャボン玉石けんは、天然油脂を原料としており、パーム油、パーム核油、牛脂、米ぬか油、ツバキ油、ひまわり油、オリーブオイル、アボカドオイル、グレープシードオイルなどがあります。配合は商品によって異なります。

製法の違い

石けん石けんは、天然油脂(もしくは天然油脂が元の脂肪酸)を原料に、「ケン化法」もしくは「中和法」という製法。
合成洗剤石油などから合成界面活性剤を作り出し、そこに界面活性剤や添加剤などを加えつくられる。複雑な化学合成を繰り返しながら、短時間に大量に化学的な製造方法で作られることが多い。

シャボン玉石けんは、昔ながらの釜炊き製法・ケン化法で1週間かけて作られます。

ケン化法とは、ケン化釜で炊きながら、苛性ソーダを少しづつ加え、ゆっく りと反応させていく製法で熟練の技が必要です。この方法で作られた石けんには保湿成分のグリセリンが含まれ、しっとりとした洗い上がりになるのが特徴。

成分の違い

石けん石けん素地、カリ石ケン素地 もしくは純石けん分
合成洗剤合成洗剤:約2,000種類の化学成分

石けんの成分はシンプルですが、合成洗剤の成分は、無数の化学成分を使用していることにあります。その違いはパッケージ裏の「品名表示」を見るだけですぐにわかります。裏面に「石けん」という文字がなければ合成洗剤でほぼ間違いないでしょう。

シャボン玉石けんが考える”無添加”とは、「石けん成分のみ」で作られていることを指します。近年、「無添加」をうたう日用品が増えていますが、実は洗浄剤の場合、特定の成分が1つ含まれていないだけでも「無添加」と表示することが可能です。

世間の基準とは異なる、厳格な基準を設けていることも、シャボン玉石けんの大きな特徴のひとつです。

シャボン玉石けんの会社として環境にやさしい取り組みを紹介

シャボン玉石けんは、2021年9月から11月の3カ月間にわたり「未来の海を守る 島まるごと無添加石けん生活~ 生活排水の環境及び生物に対する影響に関する実証実験プロジェクト~」という実証実験を、福岡県宗像市地島で実施していました。

この実験は宗像市、九州環境管理協会、山口大学大学院と合同で行われ、生活排水が環境や生物に与える影響を調査することを目的としていました。地島の一般家庭約60世帯、地島小学校、漁村留学センター・なぎさの家を対象に、洗濯用や台所用、シャンプーなどの洗浄剤を合成洗剤から石けんに切り替えた際の変化を分析したのです。

その結果、石けんの使用により、下水処理場から海へ流れる水の汚れが減少。さらに、下水処理場の曝気槽(ばっきそう:水をきれいにする施設)に生息する微生物の種類と量が増加し、水質改善に寄与する菌が確認されました。

これにより、曝気(ばっき)槽内の環境が良好になったことが示され、石けんが環境によい影響を与えることが明らかになったのです。

香害に対する啓発活動

シャボン玉石けんは、香害に悩む方々が安心して暮らせる社会を目指し、無添加石けんの普及を通じて健康被害の軽減「香害」への啓蒙活動を行っています。

2019年には「無香料・無添加石けん月間」を設け、香害や化学物質過敏症の問題、シャボン玉石けんを広める活動を開始しました。

そもそも香害とは。
柔軟剤や合成洗剤の人工的な香りが原因で、周囲の人に体調不良を引き起こす健康被害のことです。例えば、家庭の洗濯で付いた香りの影響で、授業中に気分が悪くなり、同じ教室で勉強できなくなる小学生や高校生もいます。

重度になると化学物質過敏症となり、外出も気軽にできなくなってしまうのです。周囲が気をつけなければ防げないのが香害なのです。

シャボン玉石けんは、香害をより身近な問題として理解してもらうため、新たなグラフィック広告や「香害」マークを制作し、被害に悩む方々の助けとなる活動を現在も続けています。

参考:シャボン玉石けん 香害

らる畑おすすめのシャボン玉石けんの商品をご紹介

「らる畑」でも人にも環境にも優しいシャボン玉石鹸を取り扱っています。今回は、その中から売れ筋人気商品ををいくつかご紹介します。

EM液体洗濯せっけんボトル

「EM液体洗濯せっけんボトル」は、EM(有用微生物群)を使用している液体洗濯せっけんです。EMとは、人間や環境に役立つ善玉菌の集合体のこと。ふんわりやわらかく洗い上がるのが特徴で、柔軟剤を別に用意する必要もありません。

シャボン玉酸素系漂白剤

酵素の力で漂白、除菌、消臭ができます。塩素系の漂白剤とは違い独特のニオイもなく色柄物の衣類にもご使用できます。その他、ステンレス水筒の茶渋洗浄、排水溝、バス用品にも活躍する洗剤です。

シャボン玉 洗濯槽クリーナー 500g

黒カビ、汚れ、ニオイがごっそりとれる洗濯槽クリーナーです。サッと入れて放置するだけで簡単洗浄ができます。

シャボン玉台所用せっけん泡タイプ ボトル

シャボン玉の台所用せっけんは水と石けん成分のみ。必要な皮脂をとりすぎることなく手荒れにお悩みの方にもおすすめの商品です。

最初から泡なので油汚れもスッキリ落とせ、香料不使用なので食材や食器へのニオイ移りもありません。排水として流れても短期間で水と二酸化炭素に生分解されるので環境にもやさしい洗剤です。

シャボン玉 手洗いせっけん バブルガード

界面活性剤不使用で成分は「水・カリ石ケン素地」のみを使用しているハンドソープです。

ハンドソープとしてはもちろん、食材を扱う台所、ファンデーションのパフ洗いにも安心して使えます。

シャボン玉ビューティーソープ

シャボン玉浴用石けんよりもワンランク上質な油脂を原料にしています。洗い上がりがしっとり、つっぱり感がなく顔、身体にご使用いただける石けんです。

無添加せっけんシャンプー泡タイプ

「無添加せっけんシャンプー泡タイプ」は、シリコン・合成ポリマー・香料・着色料・酸化防止剤・合成界面活性剤などが不使用のシャンプーです。泡立ちがよく、髪が絡みにくいので、シャンプーをしたあとも指通りなめらかでまとまりやすくなることが期待できます。子どもから大人まで家族みんなでつかえます。

無添加せっけんシャンプー専用リンス

「無添加せっけんシャンプー専用リンス」は、シリコン・合成ポリマー・香料・着色料・防腐剤不使用の前述したせっけんシャンプーと相性抜群のリンスです。アルカリ性に傾いた髪を弱酸性のこのリンスで中和してくれるため、指通りのよいなめらかな髪になるのが特徴。せっけんシャンプーとセットで使うことで、より快適な洗い上がりを期待できるそうです。

らる畑では全国各地から厳選した野菜・調味料を取り扱っています!

今回は、福岡の石けんメーカー・シャボン玉石けん株式会社について紹介しました。完全無添加の石けんづくりにこだわり、肌にも環境にもやさしい製品を提供している老舗メーカーです。

商品ラインナップも豊富で、浴用石けん、洗濯用石けん、台所用石けん、ベビーシリーズ、オーガニックシリーズなど、用途に合わせて選べるという魅力があります。ご興味をもった方はこれを機に手に取ってみてはいかがでしょうか。

らる畑は、全国から取り寄せたオーガニック食品や有機野菜などを取り扱っている専門店です。

幅広くオーガニックな食材・食品を取り扱っているので、自然本来の素材の味わいを楽しみたい方、食の健康に関心のある方はぜひ一度店内を覗きにいらしてください。

まずは手軽にオーガニック野菜を楽しみたい方には、らる畑で調理・販売しているオーガニックお弁当「らるごはん」がおすすめです。

また、らる畑はSNSでお得な情報を発信しています。

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店内で扱っている食品・食材の一部は通販サイトでも取り扱っていますので、遠方にお住まいの方は通販サイトもぜひご覧になってください。