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作っている人のこと

北海道厚真町のファーマーズファクトリーを紹介|遺伝子組換え・抗生物質・合成添加物の不使用にこだわる放牧豚

2024/12/26

毎日の食卓の主役を飾る「お肉」。

肥育から屠畜、加工など私たちの口に入るまで様々な人の手を介して、その生産を支えています。

肥育の方法や飼料の内容の違いなどによって価格の差が生まれるため、安価で大量生産されるものにはそれなりの理由があり、動物の生理に負担をより強いる環境も生まれています。

今回は、らる畑で取り扱っている、「フォーマーズファクトリー」についてご紹介していきたいと思います。

ファーマーズファクトリーとは

“無垢なおいしい”を食卓に届けたいという想いで大切に豚を育てているファーマーズファクトリーは、余計なものを入れない、天然にこだわった食材選び、すくすく豚が育つ環境づくりにこだわっています。

広い大地で太陽を浴びながらすくすく育った放牧豚

一般的に、養豚は狭い豚舎で、短時間で育てられています。

一方で、ファーマーズファクトリーの放牧豚は、北海道は厚真町の広大な大地にある「希望農場」で、のびのびと育てられています。生後90日を過ぎると、100日間以上も屋外で放牧生活を送ります。

希望農場とは、中島道義さんが1971年に北海道勇払群厚真町豊沢にて設立しました。母豚頭数は約400頭で年間約8,000頭出荷しています。

「バイオベット」といわれる発酵床で飼養し病気対策され、薬も使用しておりません。

飼料は、Non-GMO穀物(非遺伝子組み換え)、大豆かすや地元厚真町の飼料米や国産の魚かすなどを与えています。

運動も十分にしているため歯ごたえがあり、噛み締めると豚本来の旨みを味わうことができます。春夏秋冬、自然の中でストレスなく過ごした放牧豚の肉は、赤身が濃く、適度な弾力があり、甘みのある脂が特徴です。

ここが違う!ファーマーズファクトリーの放牧豚

  1. 広大な大地で放牧、太陽を浴びてのびのび育つ
  2. 運動をして育つため赤身で不飽和脂肪酸が多く含まれる
  3. 発酵床を採用し、清潔に循環する環境で飼育
  4. 飼料はNon-GMO(非遺伝子組換え)、抗生物質不使用
  5. 合成添加物不使用にこだわりすべて自社工場で加工

無添加にこだわったハム・ソーセージ

ファーマーズファクトリーは、素材本来の味を追求し、安全・安心な食品を提供しています。食の安全に関する意識の高い生産者と密接に連携し、厳選された豚肉を使用しています。

 一般的なウインナーに使われる部位だけでなく、ヒレやロースといった高級部位も使用し、深い味わいを引き出しています。

一般的なハム・ソーセージ製造では、様々な合成添加物が使用されています。

たとえば、

  • 見た目を良くするための「亜硝酸ナトリウム」
  • 乳化・結着させるための「リン酸塩」
  • その他保存料「ソルビン酸ナトリウム」

などが使われています。

ファーマーズファクトリーはこれら合成添加物を一切使用せず、

  • 自然海塩(海の精)
  • 砂糖(和三盆)
  • 香辛料

のみを使用し、塩漬けせずに、天然素材だけで味付けを行う無塩せき製法を採用しています。素材の味にこだわった「国産」「無添加」のハム・ソーセージを製造しています。

放牧豚のポークウインナーは、2012年に「北ハイグレード食品」に認定された実績のある商品でもあります。

ファーマーズファクトリーさんを見学しました【らる通信 2024年10月号より

一度見学したいという念願が叶い、放牧豚が育つ厚真の「希望農場」と加工所を案内してもらいました!

放牧豚は豚舎と放牧地を自由に行き交いできる環境で、走り回ったり、土をいじったりしながら過ごしています。

この日は前日に雨が降り、暑い日だったので豚たちは涼むのに土を掘り起こし泥だらけになっていました。

豚舎には「バイオベッド」と呼ばれるふかふかの発酵床を採用し、堆肥の循環で快適に保たれています。

与えられる飼料はNon-GMO(非遺伝子組換え)穀物や飼料米、大豆かすなどが中心で抗生物質は使用しません。よく見ると豚の体格にも差があり、暑い夏場は食欲が落ちることもあるそうです。

「希望農場」で100日ほど肥育された放牧豚は、屠畜場を経て恵庭のファーマーズファクトリーの加工所に運ばれます。

加工所では脱骨を手作業で行い、何人もの従業員がそれぞれの部位に切り分けます。

人気のあるソーセージは、加工までの時間が勝負。結着材や乳化剤、発色剤など使わずに滑らかでおいしいソーセージを作るために欠かせない要素で、ここをクリアできる加工所がわずかしかないと教えてもらいました。

今回の訪問で、命をいただくためにたくさんの働く人の手が関わっていることを改めて実感しました。

現代では私たちが直接手を掛けていただく機会はほぼありませんが、命に「安く、大量に、効率的に」を求める市場原理を続けるのは無理があると感じています。

漫然と口に運ぶだけではなく、私たちの口に入るまでの営みに想いをはせながら、どうか、大切にいただいてくださいね。

らる畑で取り扱っているファーマーズファクトリーの商品

放牧豚ポークウィンナー 【冷凍品】100g

発色剤や化学調味料無添加のウィンナー。豚肉本来の旨味を味わっていただけます。

放牧豚ショルダーベーコン 【冷凍品】 180g

『放牧豚』のカタ肉を使用し、肉の旨みが凝縮する「乾塩式製法」で仕上げました。

赤身の味が濃く、甘みのある脂もお楽しみいただけるバランスの良いベーコンです。

お好みのサイズにカットして調理しお召し上がり下さい。

放牧豚モモチャーシュー【冷凍品】 225g

のびのびと健康に育てられた『放牧豚』のモモ肉を、化学調味料不使用でチャーシューにしました。

『放牧豚』の旨みを逃がさないよう、真空調理でじっくりと火を通し仕上げたチャーシューは、柔らかく優しい味わいとなっております。

そのままはもちろん、チャーハンの具材などでもお楽しみいただけます。

放牧豚切り落とし【冷凍品】250g

肉巻き、生姜焼き、炒め物、丼。とにかく万能の切り落とし肉。ちょうど大人一人前の250gです。

放牧豚ミンチ【冷凍品】250g

料理の引き立て役、豚ミンチ。麻婆豆腐、カレー、ミートソース、ハンバーグ。ピーマンの肉詰めや餃子もいいですね。大人一人前の量ですので、人数分を揃えやすいのがうれしいところです。

放牧豚モモスライス(1.5mm厚)【冷凍品】200g

さっぱりジューシーな肉厚なモモ肉。ビタミンB1豊富で栄養満点。焼く、煮る、蒸す。どんな調理で楽しもうか悩ましいところです。冬はお鍋、夏には冷豚しゃぶもいいですね。

放牧豚バラスライス(2.5mm厚)【冷凍品】200g

脂肪と赤身の層が織りなす、通称「三枚肉」。ファーマーズファクトリーの放牧豚の旨味がぎゅっと詰まったお肉といってよいでしょう。生姜焼き、炒め物、酢豚、肉巻き、鍋など、豚肉料理をなんでも楽しめます。

放牧豚肩ローススライス(3mm厚)【冷凍品】170g

豚丼にちょうどいい厚さの3mmです。

放牧豚ロース厚切り【冷凍品】2枚(200g)

ポークソテーや焼肉でも楽しめる肉厚の豚ロース。甘辛ダレで唐揚げにしても美味しそうですね。

放牧豚肩ロースブロック【冷凍品】(400g)

400gロースブロック。チャーシューやワイン煮など、それ自体でメインデッシュになる大満足のボリュームです。

オーガニック食材を活かすレシピをご紹介しています

らる畑では、他にも食材や調味料ごとに素材の味が引き立つレシピをご紹介しています。

それぞれの食材を活かすレシピや調理法を解説していますので、こちらの記事もぜひご覧になってください。

らる畑では全国各地から厳選した野菜・調味料を取り扱っています!

今回は、いつもお世話になっているファーマーズファクトリーさんをご紹介させていただきました。

らる畑は、全国から取り寄せたオーガニック食品や有機野菜などを取り扱っている専門店です。

幅広くオーガニックな食材・食品を取り扱っているので、自然本来の素材の味わいを楽しみたい方、食の健康に関心のある方はぜひ一度店内を覗きにいらしてください。

まずは手軽にオーガニック野菜を楽しみたい方には、らる畑で調理・販売しているオーガニックお弁当「らるごはん」がおすすめです。

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