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生産者のこと

北斗市の「くまさんファーム」さんを紹介|北海道の有機農家

2024/05/09

有機栽培や有機栽培に準ずる農薬・化学肥料に頼らない野菜の栽培に取組む生産者さんが全国各地にいらっしゃいます。

その土地の土壌や気候、歴史に加え、生産者の考え方や技術など様々な環境の違いによって個性豊かな野菜が育ちます。

この記事では、北海道の有機農家さんの中から、去年の7月に訪問した「くまさんファーム」さんについてご紹介していきたいと思います。

有機JAS認定トマトを作る北海道北斗市の「くまさんフォーム」

有機JAS認定トマトを作る北海道北斗市の「くまさんフォーム」

北斗市にある「くまさんファーム」は、17棟のハウスでこだわりのトマトとミニトマトをメインに有機栽培を行っている、有機JAS認定を受けている農園です。

くまさんファームの農場主である熊倉さんは、実はもともと45歳まで土木業界で測量や設計など技術職の仕事をされていて、それから新規就農をされたという方です。

46歳で新規就農された熊倉さん。研修先で一生懸命に野菜作りにのめり込む姿によって、地域の人たちにも徐々に受け入れられるようになり、トマトやミニトマトを中心に栽培する農家として新規就農を果たします。

就農当初は慣行農業を行っていたそうですが、就農から数年後に参加できるようになった「土についての勉強会」で有機農業と出会いました。

有機農業と出会った熊倉さんは、一部の圃場のみから有機栽培に取り組み始めました。最初の3年間はなかなかうまくいかず、おいしいトマトに育たなかったそうですが、4年目からようやく土の微生物が活発になり、樹も強く味もとてもよくなったそうです。

そして徐々に有機栽培の圃場を広げていき、有機栽培9年目となる2021年には晴れて全圃場が有機栽培になりました。

らる畑で取り扱っている商品

らる畑で取り扱っている商品
引用:くまさんファーム公式サイト

らる畑では、夏の旬の時期にくまさんファームのトマトを取り扱っています。

くまさんファームが育てるトマトは本来の味にこだわった「70年代復刻トマト」。

こどもの頃、しっかり熟したトマトをもいで食べた時の美味しさが忘れられず、あの味を伝えたいと言います。

自然の力で大切に育てられたトマトはとても味わい深く、トマト本来の素材の甘さや酸味を楽しんでいただけます。

北海道のトマトの入荷は7月からの2〜3ヶ月間ほど。

どうぞお見逃しなく。

その年の入荷状況などはInstagramで随時お伝えしますので、ぜひフォローをお願いいたします。

2023年7月のらる通信より

2023年7月のらる通信より

北斗のくまさんファームでは、17棟のハウスでトマトとミニトマトをメインに作っています。

昨年6月の大雨で畑の大部分が長く浸水してしまい、その影響か今年は弱く育った苗に灰カビ病が蔓延。ヘタのまわりが枯れてカビが発生しやすく、出荷がストップしてしまいました。

今後の持ち直しを期待しますが「土が戻るまで何年もかかる」と熊倉さん。ドブ水の影響で固まってしまった土にやわらかな団粒構造を取り戻すため、もう一度微生物や多様な菌を増やしていくしかないと言います。

この日はちょうど有機認証の検査があった日。

苦しい時に一度でも農薬をかけたら?とあえて検査員に聞いてみたそうです。答えは「認証取消、ゼロからスタート」。

改めて有機JASマーク取得の厳しいハードルと生産者のご苦労を感じました。

らる畑では全国の有機農家さんの農産物を取り扱っています

今回は、北斗市のくまさんファームさんについてご紹介しました。

それぞれの生産者さんたちが育てる農産物にはどれも個性があり、そうした野菜や果物ごとの個性を楽しんでいただけるのも有機・オーガニックの大きな魅力です。

旬の野菜は、その年の畑の便り。

らる畑では四季折々、全国各地から届く野菜の力強さやエネルギーを感じていただけるよう旬の有機農産物を取り扱っています。

種類の少ない時や不揃いだったり、虫がついている時もありますが、生産者が手塩にかけたお野菜をたくさんの方に召しあがっていただきたいと思っています。

月ごとに変わる旬を感じに、ぜひ店頭をのぞきに来てください。

<参考>

・書籍:私たちはなぜ有機農業を選ぶのか。(北海道有機農業協同組合)

有機JAS認定農園くまさんファーム