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生産者のこと

山形県の「庄内協同ファーム」を紹介|日本全国の有機農家

2024/06/12

山形県の「庄内協同ファーム」を紹介|日本全国の有機農家

有機栽培や有機栽培に準ずる農薬・化学肥料に頼らない野菜の栽培に取組む生産者さんが全国各地にいらっしゃいます。

その土地の土壌や気候、歴史に加え、生産者の考え方や技術など様々な環境の違いによって個性豊かな野菜が育ちます。

この記事では、全国にある有機農家さんの中から、2022年に訪問した「山形庄内協同ファーム」さんについてご紹介していきたいと思います。

「山形庄内協同ファーム」について

「山形庄内協同ファーム」さんは、山形県の庄内平野にある、組合会員数38名、農家戸数23戸の、山形県庄内平野で稲作を中心に農業を営んでいるグループです。

農民の自立のための学習グループとして1973年に生まれ、その後1989年に農事組合法人として法人化し、現在の形となりました。

「食は、農とひとつづき」という考えのもと、栽培から加工・出荷までを組合員たちの手で行っています。

有機栽培を含む農業など、できる限り農薬や化学肥料を使用しない農業を全ての品目で実現している点が庄内協同ファームさんの大きな魅力です。

米づくりでは、除草剤を使わずに雑草を抑えるアイガモ農法を取り入れたり工夫が重ねられています。

育てている作物

庄内協同ファームでは、全ての農作地において有機農業もしくは減農薬・無農薬で栽培されています。

栽培している作物は、お米、もち米、枝豆、大豆、大麦、柿、大根、赤かぶの8品目。

お米は、つや姫、雪若丸などのうるち米。

もち米は、切り餅やおこし・あられに加工されて販売されます。コシの強さと、お米の甘みが特徴。

枝豆は、庄内地方の特産である、濃い香りと甘みが特徴的な「だだちゃ豆」です。

大麦は、麦茶の原料として栽培されています。

大豆は、主にきなこに加工して販売されています。

は、庄内発祥の平核無柿(ひらたねなしがき)。天日干しにして、干し柿としても売られています。

大根赤かぶは漬物として加工されて販売されています。全て合成着色料・添加物不使用。

環境と安心に配慮した農業

庄内協同ファームでは「豊かな自然環境を大切に」「安全とおいしさを求めて」という 2つの理念を掲げて、持続可能な農業経営の発展のため、有機農産物の認証を第三者機関から受けています。

環境と安心に配慮した農業を実践するため、以下のような取り組みを行っている点も庄内協同ファームさんの農業の特徴です。

庄内協同ファームが行っている取り組み

  • 農産物の生産過程の情報開示
  • 生産過程を自主管理するシステムの導入
  • 安心農産物生産委員会を設けた土壌分析などを実施
  • 共同購入方式で使用資材を一括管理
  • 使用資材の購入前には肥料会社や資材業者による勉強会の開催

地域社会を含めた密接なつながり

庄内協同ファームさんは、農民が農民として生きるために運動や経験を地域の人たちと共有することで地域との密接なつながりを持っている点も大きな特徴のひとつ。

集落や地域社会がなければ農業は持続できないという考えのもと、地域に呼びかけて農法・ゲノム編集食品・マイクロプラスチック問題・原発問題・種苗法など、学習会の参加や自主的な勉強会を開催しています。

そのような地域を結ぶ積極的な活動が、持続可能な社会への貢献につながるのですね。

らる畑で取り扱っている庄内協同ファームの食品

らる畑の店舗では、庄内協同ファームさんが手がけた次の食品を取り扱っています。

玄米おこし

「玄米おこし」は、庄内協同ファームで育てられたうるち米をなたね油で揚げて、黒砂糖・水飴でコーティングし、庄内協同ファームの大豆を使ったきなこでまぶしてあります。柔らかく、つい何度も手が伸びてしまう魅力のあるお菓子です。

揚げ潮あられ

揚げ潮あられ

庄内協同ファームで育てた玄米ともち米から作った餅を、薄く延ばして焼き上げ、塩で味付けしたあられです。

もち米は、化学肥料を使用しないで有機肥料による栽培で育てられた「ではのもち」という品種。素材そのままのおいしさと、田舎の香ばしさが感じられます。

切餅

庄内協同ファームが安全性や味にこだわったお餅です。杵つき餅なので、コシがとてもあり食感がなめらか。

もち米は「ではのもち」を使用していて、土作りから丹精込めて育てたもち米の自然本来の甘みを楽しむことができます。

2022年5月のらる通信より

お米をこよなく愛する者として、ずっと訪れたかった憧れの米処メーカさん!

北に鳥海山、東に出羽三山、南を朝日連峰に囲まれた庄内平野は見渡す限りの田園地帯。日本海から吹く強い風と寒暖差が丈夫な作物を作ります。

栽培から加工・出荷を手掛ける庄内協同ファームは、28世帯の組合員で構成される生産者団体です。1973年、減反政策の対応や冬の出稼ぎ労働解消のための学習会組織をきっかけに発足。有機栽培への切替えを進めながら、若いメンバーも加わり「食は、農とひとつづき」をテーマに地域に根差した交流と自然環境との共生を目指した実践を積み重ねています。

冬の仕事を作るために始まったお餅作り、お菓子作りは今でもシンプルながら農家手作りの美味しさとプライドが詰まっています。大切なお米をもっともっと日常に!豊かな庄内平野に思いを馳せながら召しあがってみて下さい!

らる畑では全国の有機農家さんの農産物を取り扱っています

今回は、山形庄内協同ファームさんについてご紹介しました。

それぞれの生産者さんたちが育てる農産物にはどれも個性があり、そうした野菜や果物ごとの個性を楽しんでいただけるのも有機・オーガニックの大きな魅力です。

旬の野菜は、その年の畑の便り。

らる畑では四季折々、全国各地から届く野菜の力強さやエネルギーを感じていただけるよう旬の有機農産物を取り扱っています。

種類の少ない時や不揃いだったり、虫がついている時もありますが、生産者が手塩にかけたお野菜をたくさんの方に召しあがっていただきたいと思っています。

月ごとに変わる旬を感じに、ぜひ店頭をのぞきに来てください。

入荷状況はらる畑インスタで確認できるので、ぜひフォローお願いいたします。

まとめ