キャベツをたっぷり使った簡単レシピ｜家族が喜ぶ料理を7選まとめました

キャベツは、調理法やアレンジ次第でさまざまな楽しみ方ができる万能な野菜です。

生でサラダにしたり、炒め物やスープに使ったり、キャベツを主役にしたメイン料理にするなど、その活躍の幅は広がります。

この記事では、キャベツの美味しさを引き立てる簡単レシピを6品ご紹介します。

手軽に作れて毎日の献立にぴったりなレシピばかりですので、ぜひ今日からお試しください。

キャベツという野菜の魅力｜旬や栄養について

キャベツは1年中スーパーで見かける野菜ですが、春キャベツと冬キャベツに分られるように、春と冬に旬を迎えると、特に甘みが増して美味しくなります。春キャベツは葉が柔らかくて生食向き、冬キャベツは煮込み料理にぴったりです。

栄養面も魅力的で、食物繊維が豊富なため腸内環境を整え、ビタミンCは免疫力アップや美肌効果に役立ちます。また、胃を保護するビタミンU（キャベジン）も含まれているので、胃腸に優しい食材です。

生でサラダにしたり、煮物やスープにしたり、さまざまな料理に使えるのもキャベツの良さ。栄養をしっかり摂るコツは、煮汁ごといただくこと。季節に合わせた料理でキャベツを美味しく楽しんでみましょう。

1、キャベツとハムのコールスロー

シャキシャキのキャベツと旨みたっぷりのハムが絶妙にマッチした、シンプルで飽きのこないコールスローです。

さっぱりとした酢とマヨネーズのコクがバランスよく調和し、朝食やお弁当、お酒のおつまみにも最適。調理も簡単で、短時間で仕上がるため忙しい日にも便利です。

冷やして味をなじませることで、さらにおいしさが引き立ちます。

材料（2人前）

キャベツ	1/4個
ハム	2枚
塩	小さじ1/4
（A）マヨネーズ	大さじ2
（A）酢	小さじ1
（A）こしょう	少々

作り方

1. キャベツは細く千切りにし、ボウルに入れて塩をふりかけます。10分ほど置いてしんなりさせたら、手でしっかり水気を絞ります。
2. ハムを細切りにします。
3. 小さなボウルに（A）を入れてよく混ぜ合わせ、ドレッシングを作ります。
4. キャベツとハムをボウルに入れ、3のドレッシングを加えて全体をよく混ぜます。
5. 冷蔵庫で10分ほど冷やして味をなじませます。お好みでこしょうを追加し、完成です。

２、キャベツとツナのナムル

キャベツの自然な甘みとツナの旨みが調和した、手軽でヘルシーなナムルです。

ごま油の香ばしさが全体に広がり、少ない調味料でも素材の味を引き出します。短時間で作れるうえ、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにもぴったり。

キャベツをたっぷり使っているため食べ応えがあり、野菜不足が気になる方にもおすすめの一品です。

材料（2人分）

キャベツ	1/4個
ツナ缶	1缶
（A）白すりごま	小さじ1
（A）おろしにんにく	小さじ1/2
（A）塩	小さじ1/4
（A）醤油	小さじ1
（A）ごま油	大さじ1

作り方

1. キャベツは食べやすい大きさにざく切りし、沸騰したお湯で1～2分ほどさっと茹でます。その後、水にさらして冷まし、水気をしっかり絞ります。
2. ツナ缶のオイルを軽く切ります。オイルの一部を使うと風味がアップしますので、必要であれば少し残しておきます。
3. ボウルにキャベツとツナを入れ、（A）を加えます。
4. 材料をしっかり混ぜ合わせ、調味料が全体に行き渡るように和えます。
5. 冷蔵庫で10分ほど冷やして味をなじませたら完成です。

３、キャベツの塩昆布あえ

キャベツのシャキシャキ感と塩昆布の旨みが絶妙に絡む、シンプルで奥深い味わいの一品です。

調理は茹でたキャベツを和えるだけで、忙しい日でも手軽に作れます。ごま油の香りが食欲をそそり、冷蔵庫で冷やすとさらに美味しく仕上がります。

副菜やおつまみとしてもぴったりで、塩昆布の塩気で満足感もある、ヘルシーかつ手軽なレシピです。

材料（2人前）

キャベツ	1/4個
（A）塩昆布	10g
（A）ごま油	大さじ1
（A）塩	少々
（A）白すりごま	小さじ1

作り方

1. キャベツは食べやすい大きさにざく切り、または細切りにします。
2. 沸騰したお湯で1〜2分ほどキャベツを茹でた後、水にさらして冷まします。その後、水気をしっかり絞ります。
3. ボウルにキャベツを入れ、（A）を加えます。全体がよく混ざるように手で和えます。
4. 塩昆布の塩分を確認し、味が薄いと感じた場合は塩を少々加えます。
5. 冷蔵庫で10分ほど冷やして味をなじませたら完成です。

4、回鍋肉

回鍋肉は、キャベツのシャキシャキ感と豚肉の旨みが絶妙に絡み合う、食欲をそそる中華料理の定番です。

豆板醤や味噌、オイスターソースの豊かな風味が全体に広がり、ご飯との相性も抜群。手軽な材料で短時間に仕上がるため、忙しい日のメイン料理としても活躍します。

家庭で作ることで味の調整ができ、自分好みの辛さやコクを楽しめるのも魅力のひとつです。

材料（2人分）

キャベツ	1/6個
豚肉	150g
ピーマン	1個
にんにく	1片
しょうが	1片
油	大さじ1
（A）豆板醤	小さじ1
（A）味噌	大さじ1
（A）醤油	大さじ1
（A）酒	大さじ1
（A）てんさい糖、もしくはきび砂糖	小さじ1
（A）オイスターソース	大さじ1

作り方

1. キャベツは一口大にざく切り、ピーマンは細切りにします。にんにくとしょうがはみじん切りにします。
2. フライパンに油を熱し、豚バラ肉を中火で炒め、色が変わったら一度取り出します。
3. 同じフライパンに、にんにくとしょうがを加えて香りを立たせた後、キャベツとピーマンを加え、中火で炒めます。
4. （A）の調味料を混ぜ合わせておきます。
5. キャベツがしんなりしてきたら、取り出しておいた豚肉を戻し、合わせておいた調味料（A）を加えます。全体に調味料が絡むように強火でさっと炒めます。
6. 1〜2分ほど炒めて全体がしっかりと馴染んだら火を止め、器に盛り付けて完成です。

5、鶏肉とキャベツのガーリックバター醤油炒め

ガーリックの香ばしさとバター醤油のコクが絶妙に絡む、食べ応え抜群の一品です。

鶏肉のジューシーさとキャベツのシャキシャキ感が楽しめ、ご飯がどんどん進む味付けが魅力。シンプルな材料で短時間に作れるため、忙しい日や夕食のおかずにぴったり。お好みで黒こしょうを効かせれば、さらに風味がアップします。

お弁当のおかずや作り置きにも便利な万能レシピです。

材料（2人分）

キャベツ	1/4個
鶏もも肉	200g
にんにく	1片
バター	15g
油	大さじ1
醤油	大さじ1
塩こしょう	少々

作り方

1. キャベツは食べやすい大きさにざく切りします。鶏もも肉は一口大に切り、塩・こしょうを少々ふりかけます。にんにくは薄切りにします。
2. フライパンに油を熱し、鶏もも肉を皮目から中火で焼きます。両面にこんがり焼き色がついたら、一度取り出します。
3. 同じフライパンにバターを溶かし、にんにくを加えて弱火で炒め、香りを引き出します。
4. フライパンにキャベツを入れて中火で炒め、しんなりするまで火を通します。
5. 鶏肉を戻し入れ、全体を炒めながら醤油を回しかけます。強火でさっと炒め、全体に味を絡ませます。
6. 味を見て、必要であれば塩・こしょうで調整します。火を止め、器に盛り付けて完成です。

6、キャベツたっぷりの焼きうどん

たっぷりのキャベツを使った焼きうどんは、野菜の甘みと豚肉の旨みが麺に絡む、満足感あふれる一品です。

キャベツのシャキシャキ感がアクセントになり、醤油とソースのバランスが絶妙で、ご飯なしでも満腹感を得られます。シンプルな材料で手早く作れるので、忙しい日のランチや夕食にもぴったり。

お好みで紅生姜や青のりを加えれば、さらに本格的な味わいが楽しめます。

材料（2人分）

キャベツ	1/4個
うどん	2玉
豚バラ肉	100g
にんじん	1/4本
もやし（お好みで）	50g
油	大さじ1
（A）醤油	大さじ1
（A）ソース	大さじ2
（A）酒	大さじ1
塩こしょう	少々
いりごま	小さじ1
かつお節	適量

作り方

1. キャベツはざく切りにし、にんじんは千切りにします。豚バラ肉は一口大に切ります。
2. うどんは沸騰したお湯に10秒ほどくぐらせてほぐします。ざるにあげて水気を切り、軽くほぐしておきます。
3. フライパンにサラダ油を熱し、中火で豚バラ肉を炒めます。肉に焼き色がついたら、一度取り出します。
4. 同じフライパンにキャベツを入れ、しんなりするまで中火で炒めます。お好みでにんじんを加え、もやしも一緒に1～2分ほど炒めます。
5. フライパンに豚肉とほぐしたうどんを加え、全体を混ぜ合わせます。
6. （A）を加え、全体に味が絡むように炒めます。塩・こしょうで味を整えます。
7. 器に盛り付け、いりごまをふりかけます。仕上げに鰹節をのせれば、風味豊かな焼きうどんの完成です。

7、キャベツのコンソメスープ

キャベツの甘みと玉ねぎの旨みがじんわり広がる、優しい味わいのスープです。

野菜ブイヨンや自家製チキンブロスを使うことで、化学調味料を使わず体に優しい仕上がりに。シンプルな材料ながら満足感があり、朝食や軽いランチ、夕食の前菜にもぴったりです。温かいスープが心も体も温め、寒い季節には特におすすめ。

お好みでパセリを添えて彩りよく仕上げられます。

材料（2人分）

キャベツ	1/6個
玉ねぎ	1/4個
水	400ml
野菜ブイヨンまたはチキンブロス	大さじ2
塩こしょう	少々
オリーブオイル	大さじ1
パセリ（飾り用）	少々

作り方

1. キャベツはざく切りにし、玉ねぎは薄切りにします。
2. 鍋にオリーブオイルを熱し、中火で玉ねぎを炒めます。玉ねぎがしんなりして透明になるまで炒めて甘みを引き出します。
3. 玉ねぎがしっかり炒まったら、キャベツを加えて軽く炒めます。
4. 水400mlを加え、野菜ブイヨンまたはチキンブロスを大さじ2入れます。弱火〜中火で10分ほど煮込み、キャベツが柔らかくなるまで火を通します。
5. 塩・こしょうで味を整えます。必要であれば、ブイヨンを少し追加して味の濃さを調整してください。
6. 器に盛り、お好みでパセリを散らせば完成です。

他にもオーガニック食材を活かすレシピをご紹介しています

らる畑では、他にも食材や調味料ごとに素材の味が引き立つレシピをご紹介しています。
それぞれの食材を活かすレシピや調理法を解説していますので、こちらの記事もぜひご覧になってください。

らる畑では全国各地から厳選した野菜・調味料を取り扱っています

今回の記事では、キャベツを使って手軽に調理できるレシピをご紹介しました。

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